台湾21
目的別メニュー
トップ > 消費 > IC乗車カード「悠遊カード」が電子マネーとして利用可能に
 IC乗車カード「悠遊カード」が電子マネーとして利用可能に
MRT内湖線開通    台湾版Suicaともいえる「悠遊カード」。MRTや台北のバスで利用できるだけでなく、最近は高速バスの一部、台鐵(国鉄)の基隆~新竹、台北市立動物園などでも利用できるようになり、使い勝手もよくなってきました。

   ただ、日本や香港のようにコンビニなどの商店で使うことがでるのはクレジットカード一体型の悠遊カードに限られていたことから、単体の悠遊カードでは利用できる範囲が交通機関や公の施設などに限られていました。

   これは法律の関係で電子マネーの使用範囲が制限されていたためです。台湾にはセブンイレブンの「iCash」、モスバーガーの「MOS CARD」など電子マネーは少なくとも数十種類ありますが、発行している店のチェーン店でしか使えないクローズドな電子マネーでした。日本のEdyのようなオープンな電子マネーは皆無だったのです。

   それが関連法律の改正により、台湾の電子マネーがおおきくかわろうとしています。4月1日からようやく日本のSuicaのように悠遊カードがセブンイレブン、ファミリマートを含む台湾四大コンビニをはじめ、映画館などでも利用できるようになりました。

   さらにこの悠遊カードとセブンイレブンのiCashが一体化した「iCash悠遊カード」が4月1日に発売されることになりました。日本で例えるなら、JR東日本のSuicaとセブンイレブンのnanacoが一枚のカードになったというかんじでしょうか。このカードなら台湾でセブンイレブンを展開する統一グループ傘下のスターバックス、ミスタードーナツ、無印良品でも利用できます。

   すでにセブンイレブンではiCash悠遊カードの記念カードの予約販売をはじめています。セブンイレブンのマスコットキャラ、OPENちゃんとMRTの路線図が描かれているカードです。今後の台湾での電子マネーの展開が楽しみです。

  ▲ 4月1日に発売された小額決済記念カードは2000枚の限定版
Copyright Taiwan 21 All Right Reserved.